田代 晴子准教授のCLL-1を標的としたCAR-T細胞の基礎研究が文部科学省科学研究費に採択されました。
田代准教授はCLL-1を標的にしたCAR-T療法をアメリカ Baylor College時代より継続して研究しており、これを作成した1st paperは世界で多数引用され、アメリカ、中国などで既に臨床試験も開始されています。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28676343/
今回、この治療の標的であるCLL-1の発現メカニズムの解析と耐性細胞の発見を研究のテーマとし、将来出てくるであろう耐性細胞に対して治療効果を高める併用療法の開発などを行う予定です。